保育所無料の無駄

By kihara, 2018年10月15日

2019年10月から消費税が10%になります。増えた2%の中で保育所を無料にする案が出ています。

前のブログでも書きましたが、保育所は経済合理性がなく、無償化はさらなる無駄が増えるだけです。ただ無駄は雇用を産むので保育所経営や保育士は増えるでしょう。子供を預けて働きに出る人が増え、さらに保育所という箱と人が必要になり、明らかなマイナスが生じます。

もちろんバリバリに稼ぐ方にとっては合理的なのですが、単に仕事をしたいとか月20万程度かそれ以下しか稼がない人が多い現状では、保育所の運営コストの方が遥かに大きいです。保育所を全て閉鎖して子供1人あたり20万支給しても今より安く済みます。

大赤字を垂れ流してまで保育所を増やして無料にする理由が気になりますが、まず女性総活躍という標語があると思います。それではなぜ女性総活躍と言うのか。それは明らかに労働力不足を補うためであり、未だに簡単な作業ですら機械化や自動化が出来ていない企業を救うためです。

こんな事をしてもただの延命にしかならないのですが、赤字を垂れ流してでも単純作業をす小間使いの労働者が欲しいんです。

消費税が上がって喜ぶ人がいるって知ってますか?そうです、金塊を密輸する人です。という冗談はさておき、輸出企業です。金塊の密輸とほぼ同じことを合法的にして消費税分が儲かる仕組みになってます。詳細は消費税還付でググってください。

単純な労働者が欲しい古い企業達と輸出企業、同じ顔ぶれが多々あります。還付金が増えて労働者も確保できる、しかも機械化をしなくても済む、夢のような仕組みが消費税増税と保育所無料化コンボなのでした。

 

これだけだと悪い事だらけな感じですが、消費税をもっと大きな視点で見ると日本の資産のうち現金預金、いわゆる死んだ金(活かされていない金)の大部分を持っている高齢者に払わせる事ができる数少ない税金の一つです。それを子育て世代に還元するというのは至極もっともな構造で、もしこれを単純に子供手当20万というと高齢者の怒りを買ってしまいますよね。大切な票を持っている世代を怒らせたくない、でもその世代からお金を奪いたいというところでは保育所を通して子育てを楽にし、若い世代が働けるように、若い保育士の雇用が産まれるようにという税制です。

こんな面倒な事はせずに健全的なインフレを起こせば勝手に現金の資産価値が下がって還元できます。昔は1円がお札だった訳で、現在の価値にするといくらみたいな表現がありますが、死んだ金としてほったらかすと価値が下がるようにすれば投資ももっと進んで若い世代に還元されていく訳です。ただ日本1国だけではないので自由に出来ない現状があるのでこのような苦肉の策になるのでしょう。

 

DSC01198 / archer10

 

このエントリーをはてなブックマークに追加