AIによって人の仕事がなくなるという話

By kihara, 2017年3月4日

この数十年の中でもパソコンやケータイ、インターネットによって仕事は奪われてきた。
僕が働きだした2000年頃は会社にインターネット回線担当なんてのがいたし、何百枚も資料を印刷して遠くまで打ち合わせに行っていた。調べ物があれば本屋に行き、新曲を買うのに買い物に出掛け、ゲームをしたければゲームセンターか家でやるしかなかった。

今はスマホ1台で調べ物も買い物もゲームも出来る。本屋も百貨店もゲームセンターも潰れて仕事がなくなった。デジタル化が進んでいた頃ら紙の資料をデータ化する仕事がたくさんあったが今は少ない。調べてみると会計ソフトウェアの普及で会計業務に携わる人が大きく減っているそうだ。

例えば1000件のデータを並べ替えたり集計したりするのに1000枚の紙を手作業で見比べていた事を想像するとゾッとするほど今は便利になっている。丸2日かかっていた事が数秒で出来るという事は仕事がなくなっているという事だ。

効率化すると仕事はなくなる。効率化しないで欲しいと言う人や組織もいる。ただ、効率化できるのにしないのは無駄なだけだ。無駄は雇用を産むが、成長はしないという持論はまた別の話で。

これまで仕事の効率化に執念に近いレベルで取り組んできた自負があるが、効率化した結果、雇用が奪われる事はない。人は余った時間で新しい価値を生み出そうとする事を知っている。だから遠慮なく恐れず効率化すればいい。AIに任せる事が出来れば積極的にやるべきだ。

極論ばかりが取り沙汰されるが、別にそれでもいいと思っている。マトリックスみたいな世界でも、パソコンの中で永遠に生き続けても、永遠に楽しい夢の世界で生きるのも、その世界に生きる人間が望めばそれでいい。AIに絶滅させられるのはちょっと嫌だけど、その星で最高の頭脳を持つものがヒトと呼ばれるのであればAIはヒトという事になる。

今やっている仕事は結局は人間が望む世界のために存在している。ただ壮大すぎて途中すぎて気付かないし、気付かないまま理想に近づいている。それを終わりと表現する人もいれば、まだ途中という人もいるだけだ。

 

 

ai / pathfinderlinden

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