創業2年目を迎えるにあたって

By kihara, 2014年12月6日

 

気宇株式会社は2014/12/5に創業1周年、2年目を迎えました。

ひとえに皆様のお陰です。本当にありがとうございます。

ほんの1年ですが、これまでになく濃い1年でした。

たまには真面目に振り返ろうかと思います。

 

 

振り返り

 

創業のきっかけは元々の志向と35歳という年齢的なもので、世の中の無駄をなくしたいというポリシーのもと、事業になるものを創業半年前から探していました。

そこで、海外ブランドの海外と日本の価格差の大きさに気付き、特に海外のセール品に特化したお得な通販サイトを創業1ヶ月目にオープンしました。

フランスやイタリアから、日本で5万円以上するような服や靴を1万円で仕入れ、そこそこ売れてはいたのですが、これが本当にやりたい事なのか、本来は創業前に考えるべきことで悩み、その間にも資金は減り続け、一時は廃業しようとすら思っていました。

 

いきなりの事業転換

ところが、3月3日、道でばったり前職の取引先の方と出会って大きな転換点を迎えました。

その次の日にはそれまで4ヶ月で使った金額と同じくらいのシステム開発を受注し、そこからの紹介の繋がり、知り合いやその紹介だけでたくさんのお仕事をいただいています。

そして、かなりご満足いただけていると自負しています。

やはり自分の得意分野で仕事をすること、これまでの人の繋がりを大切にすること、それまで数々の先人達が言っていたことを半年経って多いに気付かされ、よくやく理解しました。

 

これまで当たり前にやっていた事に対して自信を持つのは難しい事かもしれませんが、システム開発の競合他社のレベルは著しく低いと感じます。

WordPress入れて300万みたいなのが横行してます。

技術力がある方はチャレンジしてみると楽しいかと。ちょっと試したい方は気宇に入社してください。単に仕事場として使ってもいいです。独立までサポートします。

 

お金的なこと

資本金300万円、創業融資500万円でスタートしました。

今思えばこれまでと全く違う業種にも関わらず、よく融資してくださったなと。自分を信用してくださった事に感謝です。

港区創業融資制度を利用したので、年利0.4%という破格の融資です。

 

仕入れ、事務所、給与で勢い良くお金が減ります。最初の6ヶ月で800万ほどなくなりました。

ECサイトのブラッシュアップをしたり、プログラムを書いたり、広告打ったり、人に会ったり、あがいていてあっという間に倒産の危機を迎えました。

 

そして先のシステム受託開発への転換と同時に政策金融公庫から300万追加融資を行い、受託開発の資金繰りに対応しました。

その後8ヶ月で7社、15案件で1,000万ほど売り上げ、ここ数ヶ月は安定して黒字で推移しています。

ただ、何かしらのきっかけでいつでも倒産できる感じなので案件対応のために人を増やしたいのですが慎重になっているところです。

採用費さえかからなければいつでもという感じなのですが。

 

あとは税金がとにかく高い!です。

創業して数年で潰れるのは税金のせいなんじゃないかと思うくらいアホみたいに取られます。

前職の給与にもよりますが、僕の場合は住民税だけで月に7万弱かかっているため、最低限生きていくために月40万出しており(それで手取り25万で住宅ローンなどの固定費を引くと2万円残る程度)、そうすると社保で月10万以上取られるので年間にすると200万程度が無条件で持っていかれます。

なので当たり前ですが生活にかかる固定費は低ければ低いほど良いです。

 

 

創業前にやっておくべきだったこと

 

・得意分野を見定める

何をやるか、どうやるか、何でもいいので一つ武器を持つ、芯を通すイメージです。

あらゆる事ができるようになる反面、何をしたらいいか分からなくなる時に心の支えになります。

・資金バッファを作る

キャッシュカードを作れるだけ作っておいた方が良いです。ある程度年収があれば年4%くらいで500万は借りれると思うので、それを何個も作って万が一に備えた方が精神的に良いです。

・知り合いに何をしているか伝える

仕事先を人で選ぶところが圧倒的に多いです。創業直後は信用が最低のところなので、まずは知っている人に自分のやっている事と武器を伝えましょう。

自分の場合は幸いにしてこれまでのアウトプットをとても評価してくださった方々から声をかけていただけました。

・人を集める

必要であれば。慕って着いてきてくれる人なんて滅多にいないので絶対に仲間にしましょう。

 

スタートアップでもベンチャーでもなくただの零細企業ですが、大体同じことかと。

 

 

これから

 

ちまたではIT系のスタートアップが熱い状況で、色んな方に怒られそうですが、のんびり仕事をしていきたいと思ってます。

さぼりたい訳ではなく、自分がする仕事のクオリティを高くキープしたいという気持ちと、クリエイティブな事は時間がないとできないと思っているので、プログラミングは爆速で終わらせて残った時間は考える時間にできるように仕事をしていきたいです。遊んでいたりしますが。

 

「圧倒的な効率化」「超爆速プログラミング」の2つをポリシーに、まずは力を蓄える年とし、ネタを仕込んでいければと思います。

言語的にはswiftを扱えるようにします。LISP、PHP、VB、JAVAに続いて5つ目です。

 

 

とか言いながらチャレンジしたいこと

 

羅列しときます。

 

受注生産型サイト

服飾販売をしていた時に、無駄を取り除けていない違和感がありました。

それは誰が着るか分からないものを大量生産し、誰が買うか分からないものを販売店で売るこれまでの商習慣で、間に人が介在しまくって価格が高騰しています。

GUSTINはジーンズのみですが、究極の無駄削減・効率化は受注生産にあります。

「買う」という体験から、「作ってもらう」という体験にシフトしていくべきで、数年後に変わると思います。

 

新商品紹介サイト

世の中にはものすごい数の新商品があり、プロモーションコストが非常に高くなっています。

そして名だたる大企業がエキスポ的な新商品発表会に出店し、さらに発売してみたものの全く売れないという状況も多々あります。

新商品発表の新しい場になる、事前にニーズを掴める、というサイトを50%ほど作ってます。

受注生産と矛盾している部分があるためペンディング、というか逃げて放置してます。

 

オリンピック金メダル企画

端的に言うと、クラウドファンディングを使ったスポーツ選手育成支援です。

ワールドカップでもウィンブルドンでもいいのですが、やはり自分に関係する人が勝つ事はとても興奮する事です。

ただ、大半の競技は事業化に成功しておらず、目指す人も少ないです。

そこでスポンサーとなり、その競技の人選から育成まで全てをサポートできる場を作りたいです。

このまま何もしないで2020年を迎えてもメダルは増えませんが、金メダルが10個増えるのを想像してみてください。何かしたくなりませんか?

誤解を恐れず言うと、スポーツ選手とスポーツ協会は使う脳みそが違うので、引退選手が理事をやらない方が良いと思うんです。ビジネスでも頻繁に遭遇する事実です。

これは本当に思いつきレベルなので何にも詰められていません。ただ期限がせまってきている状況です。

 

その他

服飾販売やっていた頃にamazonの日米の価格差を抽出するツールや、海外ファッション通販サイトをクロールしてデータ抽出するツールを作って放置してます。有効利用出来る方がいれば。

 

 

これらに興味がある方、面白い企画があるから開発して欲しいという方、気軽に遊びにきてください。

近々オフィスに席を2つ増やす予定なので暇つぶしでも何でも良いです。

 

 

 

とりとめもなくこの1年で感じた事、起きた事を書きました。

皆様方にはこれからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

#本当はやっぱり「うんこまん」スタンプを売り出して「うんこまん株式会社」に改名して「うんこまん御殿」を建てたいです。

unkoman

 

 

Two of Arts – 2000 Visual Mashups / qthomasbower

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